■ - d1021の日記

高校時代に英語教師から口を酸っぱくして言われたこと二点。1. 英文を音読しろ。どうやって勉強したらいいかと考えるヒマがあったら音読しろ。毎日だ。 2. 表現を自分でクリエイトするな。使用が確認できないコロケーションを決して用いるな。…15年たって身にしみて感じる圧倒的正しさ。

@kunisakamoto 今、大学時代の中国語の先生に言われたことが身にしみています。音読と暗唱！

先行研究を読んで一つ一つ要約のノートを作り、それを積み重ねていくことの重要性について、先生は繰り返し強調しておられたけど、そんな地道な努力はどう考えても出来る気がせず、無理だし寝ておこうと思って今に至る
。しかし、読書ノートとはつまり、頭の中のインデックスカードを作る作業なのだ

素早く引けるカードを持つことの大事さを、前職のとき身にしみて学んでいた気がする。カードの内容は、30秒、3分、あるいは複数枚を星座のように組み合わせて30分でスピーチできるよう、正確に暗記しておかなければならない

先行研究の読書ノートも、文献の内容を的確に思い出して正確に再現するために作るという点で、インデックスカードなのだ。ここで大切なのは、その内容を意識的に暗記することだと思う。暗記は身体に覚え込ませる作業であり、そうして身体化した知識しか肝心な局面で役に立たない

良質の情報を仕入れ、要約し、暗記すること。細部がイイカゲンな人間は信用されないので、細部を大事にしつつ記憶できる程度にまで情報を圧縮する必要がある。一度に暗記できるほど頭の性能が良くはないので、繰り返しカードを切って、定着させるプロセスも要る

読書ノートの意味がようやく分かったような気がしますよ先生…！（実際にノートを作りはじめると、今日のこの時点でも全然分かってなかったことが後から分かるかもしれないけど）

先行研究を読んでノートをとることの重要性はいろいろな角度から言える。重要な一側面として、ある分野の主要研究というのは、その分野で一種の言語を構成しているということがある。その内容を引き出しながら話せないと分野の専門家として認知されない。話せればどこに行っても専門家として通じる。

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