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Kuni Sakamoto

「彼[鴎外]はあいまいなものに一切満足できなかったのであります。そうして彼の精神は汲みたての水を入れた鉢という物象を目の前にありありと見、手にとって眺めるような力で見るのでなければ、見る値打ちがないと感じました。

Kuni Sakamoto

彼は言葉をそのためにしか使わなかったし、言葉をよけいな想像で汚すことが、作品のなかに描いた物象の明確さを失わせることにしかならないのを知っていました」 三島由紀夫文章読本』54ページ

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