https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

宝塚ジャーナル : 宙組新トップコンビお披露目『王家に捧ぐ歌』レビューと囲みインタビュー

甲斐正人がその木村信司の挑戦によく応えて、見事なナンバーを揃えたのはやはり幾重にもの賞賛に値することだった。特に1幕の最後に歌われる「世界に求む〜王家に捧げる歌〜」の「例え今は夢のように思えても」「人皆等しく認め合ってお互いを許せるような」「そんな世界を、私は求めていく」という骨子を持った、世界の平和を願うストレートなテーマは、初演から12年の時を経て、この世の中が、そんな世界に一歩でも近づけたのか、いや、むしろ世界は悪い方に向かってはいないか、という思いと共に激しく胸を打たずにはおかない。ここまで直裁なメッセージの歌詞というのは、逆においそれと書けるものではなく、木村信司という劇作家の持つ真っ直ぐな心根がこの壮大な作品を生み出す原動力と、発露になっただろうことが思われた。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150628#1435487805
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150627#1435401477
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150608#1433759994
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150606#1433587201