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仙八朗

一昔前の「歴史群像シリーズ」『伊達政宗』。執筆者に高橋富雄先生、入間田宣夫先生、大石直正先生、紫桃正隆さん、逸見英夫さん、下山治久先生等がいる。
コピーを重ねて劣化した今の「歴史群像」シリーズとはちがうな・・・

Hemmi Tatsuo

あ、父です。

歴史の絵解きと郷土史家〜逸見英夫論〜|社長ブログ

仙台市郷土史研究家

逸見先生はよく人を知っていた。縦横無尽に人脈を辿り、歩き、話しを聞き、古い新聞の資料をあたっては行方不明になっている歴史の絵解きをした。

先生の方法は、時代や出来事をわかりやすく語ることだったように思う。学者の固さはなく、コツコツとフィールドワークを重ね、新たな事実を発見し、パッチワークのように繋ぎ合わせ、誰も聞いたことのないエピソードを綴った。


この方法を色川大吉氏は「完成というゴールのない民間史学」と形容していた。物語はそのうしろからやってくる人々によって、さらに付け加えられ奥の深いものになっていく。

「面白いエピソードがなければつまらないからナ」とよく言っておられたが、この言葉はそれまでに書かれた歴史を疑い、小さな事実や記録を掘り起こし、正史の歪みを正し、正史ばかりが歴史ではないと語っているかのようだった。庶民をして語らしめ、未見の資料を掬い上げることで、東北の人間のひとりとして、一般に流布している史観を書き換える作業をしていたのだろう。

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