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古教照心　心照古教―安岡正篤墨跡集

「古教照心ではまだ駄目である」
本の読み方にも二通りあって、一つは同じ読むと言っても、
そうかそうかと本から始終受ける読み方です。

虎関禅師は「古教照心、心照古教」と言っておるが、誠に教えられ考えさせられる。
深い力のある言葉です。自分が主体になって、自分の心が書物の方を照らしてゆく。

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「経書を読むは即ち我が心を読むなり」「我が心を読むは即ち天を読むなり」(佐藤一斎)

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