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アメリカのジム・ロジャーズさん、中国の張明さん、竹中 平蔵さん、倉都 康行さんら 滝川 クリステル司会の「NHK」の国際討論番組で「金融緩和の今後」について議論|プレスリリース配信サービス【@Press:アットプレス】

今回議論するのは、アメリカの金融緩和の行方についてです。大量にドルを供給することで景気を回復してきたアメリカ。FRB連邦準備制度理事会が9月にもゼロ金利政策に終止符を打ち、利上げに踏み切るのではないかと見られていました。そうした中、今週月曜日に世界の株価が一斉に急落。利上げに対する警戒感が高まっている中、中国経済の減速が明らかになったことで世界経済の先行きに対する懸念が一気に広がったのです。
市場にあふれ出た緩和マネーによって、世界経済は大きな恩恵を受けてきました。しかし、それだけにその出口を見出すのは難しいのが現状です。果たして、金融緩和に出口はあるのでしょうか。

NHKグローバルディベートWISDOM

ロジャーズ「FRBは全くわかっていない。有能な人から金を取り上げて無能な人に金を与えてしまった。10年経って国民を裏切ってはいけない」 #nhk_wisdom

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アメリカがこれまで行ってきた金融緩和は、ドルの供給量を増やすことで企業の設備投資を促し、雇用の増加と賃金の上昇へとつなげることが目的でした。しかし、必ずしも狙い通りにいっているわけではないようです。〔VTR:アメリカ経済の実態〕 #nhk_wisdom

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アメリカの失業率、2010年に10%近くあった失業率は今年7月の統計では5.3%に減っています。一方、インフレ率、FRBは経済成長を実現するためインフレ率を2%とする目標を掲げてきましたが、雇用が回復してもなお、1%台前半で足踏みを続けています。 #nhk_wisdom

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竹中「リーマンショックは非常事態だった。緩和をしていなければ大変なことになった。FRBはよくやった。しかしこれは劇薬だったことも確かで、この劇薬を取り除かなければならない。どこかで正常にしなければならないが相当慎重にやらなければ」 #nhk_wisdom

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竹中「長期停滞論、以前からある議論ではあるが。投資機会が以前ほどなくなっている。今までと同じように物価は上昇しない。そこには別の問題があるという認識が必要」 #nhk_wisdom

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日本の失業率は2010年の5.6%から現在は3.4%に改善しています。しかし、インフレ率は今年4月以降落ち込み、生鮮食品を除いた7月の全国の消費者物価指数は、2年2か月ぶりに横ばいになりました。 #nhk_wisdom

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一方、ユーロ圏の失業率は、2012年の12%台から11%台前半へと徐々に回復しています。 #nhk_wisdom

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しかし、インフレ率は、2011年以降下がり続け、現在は0.2%。ヨーロッパ中央銀行は、量的緩和を来年9月まで実施するとしていますが、延長されるのではないかと見られています。 #nhk_wisdom

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ここでもう一人、ユーロ経済の専門家をご紹介します。パリ第13大学経済学准教授のダニー・ラングさん(フランス)です。 #nhk_wisdom

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ラング「金融緩和策が遅きに失した。“家計”をターゲットにすべきだった」「矛盾する(緊縮)政策を打ち出したことが問題」 #nhk_wisdom

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ギャニオン「アメリカは量的緩和を含めて積極的に打ち出した。日欧はようやく始めたということ。遅いところが回復が遅いのは当然でしょう」 #nhk_wisdom

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ラング「アメリカにおいてはうまくいった。財政政策が欧州ほど不況を招くものではなかったということ。欧州、特に南欧でも政策転換が必要。片方の足でアクセルを踏み、もう一方でブレーキを踏んでは、景気回復は望めない」 #nhk_wisdom

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倉都「金融緩和でもっとも効果があったのは株式市場。物価上昇が期待できるのかという点については債券市場は否定している。人々が思っているインフレ期待値よりも下がっているところで利上げをするのはどうか」 #nhk_wisdom

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竹中「今は金融緩和をして良い方向が見えている。その間に必要な規制緩和をする。次の政策へのシフトは必要。今の状況ではアメリカの利上げは難しいのではないか」 #nhk_wisdom

規制緩和が必要なのではない。各国の生産性が向上するための協調した産業育成のための政策が必要なのだと思う。

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アメリカが利上げによって異例の金融緩和からの出口戦略を模索する中、日本や欧州は量的緩和を続け、中国なども緩和を進めています。そこで第2部では、金融緩和は世界に何をもたらしたのか、そして今後、私たちの社会はどうあるべきなのか議論します。 #nhk_wisdom

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第1部から引き続きご出演のみなさんに加えて、第2部から参加頂くのは、ブラジリア大学経済学部教授のニウトン・フェレイラ・デ・シウヴァ・マルケスさん(ブラジル)です。 #nhk_wisdom

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世界中にあふれ出た緩和マネー。その影響を最も受けてきたのは新興国です。そのひとつがブラジルです。ブラジルは、アメリカの金融緩和以降、外国からの投資で好景気が続いていました。 #nhk_wisdom

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しかし、2013年に当時のバーナンキFRB議長が量的緩和政策の出口に言及したことをきっかけに、アメリカからの投資が引き揚げ、経済が冷え込んでいます。〔VTR:緩和マネーに翻弄されるブラジル経済〕 #nhk_wisdom

経済拡大策→バブル→金融引き締め→バブル崩壊→デフレ→金融緩和→超超インフレ→格差拡大(社会不安)→戦争願望の膨張

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倉都「金融緩和は新興国のマーケットを大きく揺さぶっている。株価以外にも金利の高いところに資金が流れる。利上げによって新興国に流れていた資金が戻される。金融緩和の負の部分が、新興国にとってマイナスの材料」 #nhk_wisdom

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倉都「ブラジルの歴史は外国通貨に振り回されてきた歴史。世界通貨としてのドルとアメリカ通貨としてのドル、この矛盾が新興国にあらわれている」 #nhk_wisdom

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竹中「世界のための経済政策がとられることが理想だが」「アジア通貨危機、ITバブル、リーマンショック、同様な問題が起こっている」「政策の協調は必要だが、アメリカの中での制約もある」 #nhk_wisdom

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ロジャーズ「経済で間違いを起こしたならば、それを正さなければならない。いったん破たんさせて再スタートすればよい。そうしなければ、世界全体は悪くなる」 #nhk_wisdom

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ギャニオン「ドルは単独で特別な役割を果たすべきではない。他にそういった通貨がないが。過度な資本流入が起っている。ユーロや元がそういった通貨になる方向を願っている」「FRBアメリカの事を考えて行動すべき。結果的にはそれが世界のためになる」 #nhk_wisdom

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倉都「リーマンショック以降、中央銀行が救世主であるとみなされてきた。しかしFRBが救世主ではなくリスクの源泉とみなされるようになってきた。これは危険なこと」 #nhk_wisdom

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〔VTR:金融緩和は世界に何をもたらしたのか〕 リーマンショックによる世界的な不況から脱するために各国で行われた金融緩和。それが世界にもたらしたものについて議論をしてきました。私たちが本当に豊かさを実感できる社会を実現するにはどうすればいいのでしょうか? #nhk_wisdom

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150828#1440758232
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150820#1440067323
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150812#1439375680
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150526#1432637451


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