時代祭の歴史、児童ら学ぶ 京都の「維新勤王隊」担当地域 : 京都新聞
時代祭で「維新勤王隊」を担当する京都市中京区の朱雀学区にある朱雀第二小の児童が17日、隊士らから祭りの歴史や役割を学び、隊列で演奏する楽器を体験した。
維新勤王隊は、時代祭を運営する平安講社の第8社に当たる朱雀学区から、中学生以上の男子が参加する。子どもたちに地域の大役を誇りに思ってもらい、文化を次世代に受け継ごうと実施した。
6年生41人は、時代祭が始まった経緯や意義を教わり、隊士の披露する行進曲を鑑賞。実際に太鼓や笛の演奏を体験したり、衣装の羽織に袖を通したりして笑顔を見せた。
西村純君(12)は「自分たちの住む地域の文化を学べてよかった。中学生になったら、隊列に出てみたい」と話した。