民主と維新 通常国会で統一会派結成方針で合意 NHKニュース
会談は7日午後に国会内で行われ、両党の幹事長も同席しました。
この中で、民主党の岡田代表と維新の党の松野代表は、巨大与党に対抗するためには政策と理念を共有しながら、両党が連携を強化する必要があるとして、来年の通常国会で両党が統一会派を結成する方針で合意しました。
また、▽両党間で協議を重ねてきた、安全保障関連法の憲法違反など問題のある部分をすべて白紙化することや、国会議員の定数や国家公務員の総人件費の削減などの基本的な政策を共有するとともに、▽政権交代が可能な政治を実現するため、両党の結集も視野に地方組織も含めさらに信頼関係を高めること、それに▽政策や理念を共有する幅広い野党勢力の結集を目指し、各党や各会派などに呼びかけることでも合意しました。
民主党と維新の党は、党首会談での合意を受けて、統一会派の結成などに向けてそれぞれ党内手続きに入り、週内にも再度、党首会談を行って、最終的に合意したいとしています。
ただ、維新の党では、旧結いの党出身の議員を中心に、「将来的に両党が解党して、新党の結成を目指すことを確認するのが統一会派の前提だ」などの意見も根強いことから、松野氏らは丁寧に党内調整を進める考えです。
会談のあと民主党の岡田代表は記者団に対し、「考え方が非常に近い両党が、国会の中で一丸となって連携しながら、巨大与党に立ち向かっていきたい。新党の結成については、会派としてうまくいかなければ新党がうまくいくはずがないので、会派としての行動がまずは試される」と述べました。
また、維新の党の松野代表は、「まだ第一歩だが、ようやくここまできたという感じがしている。確認事項の中に『両党の結集も視野に』という文言が入っているので、私は新党の結成を目指していきたい。これをきっかけに、ほかの野党勢力にも声をかけていく」と述べました。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151204#1449225321
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