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http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160104#1451904351(『もういちど読む山川哲学』)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140608#1402224390(ゴミ箱の中みたいな、昔の早稲田で学んだ自分は可哀想だった)


 分かりやすさというのは物事の本質です。本質をいかに短い言葉で捉えることができるかです。 例えばロースクールの学生が法律の文章を書こうとすると、最も重要な理由を一つだけ挙げればいい場面でも、それができないんです。いろんな理由を勉強しているので、文章に全部書こうとするんですね。でもたくさん書いてしまうと、何が重要か見えづらくなり、かえって混乱します。読む人にも伝わりづらくなります。
 一番重要なのは何なのか、というのを見抜くことを常に考えて、物事を理解しようとつとめることが大事です。「一言でいえばこれが一番重要」というのを、テーマごとに自分で気づくことができるようになるのが第一歩です。
 あとは周辺を見れば視点も分かってきます。「原則はこれですよ」ときちんと提示すれば、「細かいことは例外ですよ」と分かる。そういう整理を、書く作業のうえでしていく。物事の本質が何であるかを常に考えて、本質を相手に伝えることができることが、分かりやすさ、ではないでしょうか。

 結局のところ、裁判そのものは説得をする行為です。法律のルールに則るとは言っても、裁判官の結論が違うことはご存じの通り普通にあることです。最後はどれだけ弁護士が裁判官に対して説得力のある資料を提出し、説得力のある主張を展開できるか。人の心をつかんで動かせるかということで、それが上手な弁護士ほど勝ちます。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160104#1451904350
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http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151218#1450435174
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151213#1450003226
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151110#1447152352

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