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英・独の証券取引所が経営統合へ協議 NHKニュース

発表によりますと、イギリスのロンドン証券取引所は、フランクフルト証券取引所を傘下に持つドイツ取引所と経営統合に向けて協議していて、両社で持ち株会社を設立する方向で調整を進めています。
両社の時価総額の合計はおよそ3兆2000億円で、統合が実現すれば、世界有数の証券取引所が誕生することになります。
両社は、統合で規模を拡大することで、売買システムへの投資を拡大したり、金融派生商品など株式以外の新たな金融取引の開発を強化したりするねらいがあります。
世界の取引所の間では、新たな金融取引の開発や売買注文の処理スピードの向上などで競争が激しくなっています。
2013年には、アメリカの「インターコンチネンタル取引所」がニューヨーク証券取引所を傘下に持つ「NYSEユーロネクスト」を買収したほか、東京証券取引所大阪証券取引所が統合するなど、再編の動きが加速しています。