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国際エネルギー機関(IEA)の幹部は23日、石油輸出国機構(OPEC)の一部加盟国とロシアが計画している増産凍結について、実際に増産余力があるのはサウジアラビアのみで、増産凍結はおそらく「無意味」だろうとの認識を示した。


カタールは、増産凍結を協議する会合を4月17日にドーハで開催すると表明。OPEC加盟全13カ国と非加盟の主要産油国に参加を呼び掛けている。


IEAの石油産業・市場部門責任者、ニール・アトキンソン氏は業界の会合で「(会議に参加する)産油国で、増産余力があるのはサウジだけだ」と指摘。「したがって、おそらく生産凍結は、どちらかといえば無意味だろう。原油価格が安定するという信頼感を醸成するためのジェスチャーの意味合いが強い」と述べた。


増産余力の大きいイランとリビアは、同会合への参加を見送る意向を示しており、OPEC加盟の両国が不参加となれば、増産凍結の効果は限られるとみられている。

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