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ＯＰＥＣと主要産油国が会合 生産調整は継続協議 | NHKニュース

ＯＰＥＣに加盟する１４か国と、ロシアなど非加盟の主要産油国６か国は、２９日、ＯＰＥＣの本部があるオーストリアのウィーンで会合を開きました。

ＯＰＥＣは、先月２８日、加盟国の生産量に上限を設け、事実上、減産することで合意していて、原油価格の上昇に向けた生産調整をめぐって、ロシアなど非加盟の産油国が、ＯＰＥＣとどこまで協調できるのかが焦点となっています。

会合では、ＯＰＥＣ側が、ロシアなどに協力を求めたのに対し、ロシアが、増産の凍結で、協力する意向を示すなど、一部の国が生産調整に前向きな姿勢を示したということです。
ただ、ＯＰＥＣ内で、加盟国ごとに割り当てる具体的な生産量をめぐって、協議が難航していることから、ロシアなどは、ＯＰＥＣが実際に減産に踏み切ることが協力の前提だなどと主張し、協議の行方を見守る考えを示したものと見られます。

この結果、今回の会合でも合意には至らず、ＯＰＥＣが来月３０日に開く総会までの合意を目指し、引き続き協議することになりました。
市場では、ＯＰＥＣの減産や、ロシアなどとの生産調整に対し、懐疑的な見方も出てきていて、各国が減産などをめぐってどこまで協調できるかが、今後の原油価格を左右することになりそうです。

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