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超映画批評「パージ:アナーキー」80点(100点満点中)

支持者が信じていることと政治家の本音が正反対というのはよくあることである。今の日本でも「アベノミクスは消費税増税さえなければ成功したんだ」などとズレた意見をよく聞くが、冷静に見れば増税こそアベノミクス定食のメインディッシュである。米国に倣った格差拡大=富の逆再分配が目的の政策なのだから当然だが、そこに気づかせないためにプロパガンダ技術というものがある。かくして、もっとも政策の犠牲者になる人たちが、なぜか一番の熱心な支持者になるという不可思議現象が起こる。


年に一夜限り、あらゆる犯罪が合法となるパージ法。そんな近未来のアメリカで、鍛え抜かれた肉体を持つレオ(フランク・グリロ)は完全武装でその夜を迎えた。彼は改造した防弾使用のマスタングを駆り、悲壮なる表情でパージの夜に発つ。


このシリーズの世界観の最大の特徴であるパージ法も、まさにアベノミクスと同じである。大勢が信じる「目的」と、為政者側の考える「目的」は真逆であり、強力なプロパガンダで国民を洗脳することで真相を隠している。前作含め、この2本の映画が言いたかったのは、要するにそういうことだ。

#幸せ者

本石町日記

前田氏の映画評にあった安倍批判。格差拡大について。もちろん、安倍総理自身が格差拡大を狙ったわけではなくて、誰かに「日銀リフレで万事順調にいく」と吹き込まれたからだと思う。どんどん金融緩和すれば、まずは資産市場(株や不動産)が反応するが、恩恵を受けるのは株持ちや土地持ち。

本石町日記

FRBのQEも結局はバブリー政策であって貧富格差が拡大し、脱落した中間層の不満がトランプなどの台頭を招いた。基軸通貨でドルが動きやすく、日本より インフレ期待が高いこともあり、物価が高めであることが「リフレ効く効く」と喧伝され、安倍氏も物価の方を効果としてみたのだろう。