おととし3月に行方が分からなくなった埼玉県朝霞市の15歳の女子中学生は今月27日、東京・中野区の寺内樺風容疑者(23)が住むマンションの部屋から逃げ出し、2年ぶりに保護されました。
警察によりますと、女子中学生は寺内容疑者の部屋で500円玉を見つけ、逃げ出すときに使えるように隠し持っていたということです。そして、今月27日、寺内容疑者が「秋葉原に行ってくる」と言って外出したあと、マンションから逃げ出し、300メートルほど離れたJR東中野駅の公衆電話から警察に通報しました。
このときの状況について、女子中学生が「途中で買い物をして持っていた500円をくずし、公衆電話から電話をかけた」と話していることが警察への取材で分かりました。
また、女子中学生は、寺内容疑者がマンションで生徒の持ち物を処分しようとした際、逃げ出せたときに自分だと確認できるものがなくなってしまうと考え、生徒手帳を取り出していたということです。
警察は女子中学生が500円玉や生徒手帳を持って、逃げ出す機会をうかがっていたとみています。
昔の新聞記者はいつもポケットに十円玉をジャラジャラ入れてたものです。そのせいでポケットに穴が。私は今でも小銭入れに十円玉がないと不安に。もう必要になることもないのに、何で?と今思い出しました⇒女子中学生誘拐、公衆電話に脚光 https://t.co/xjdF4ArJcb
— おくあき まさお (@tuigeki) 2016年3月30日