ウクライナのポロシェンコ大統領が5日、京都市を訪問し、世界遺産・二条城(中京区)の見学や京都迎賓館(上京区)での歓迎行事に臨んだ。
二条城を訪れた大統領は、門川大作市長の案内で色彩豊かな唐門や、大政奉還など歴史の舞台となった二の丸御殿、桜が満開の二の丸庭園などを巡った。門川市長によると、大統領は徳川家康が建設した歴史を踏まえ、「この城を手がけた人は260年間も争いのない時代を作った。世界のリーダーが学ばないとならない」と話したという。
夜は京都迎賓館で府と市、京都商工会議所が主催する歓迎行事があり、山田啓二知事や立石義雄京商会頭らも出迎えた。
大統領は、ウクライナの首都キエフと京都市が1971年に姉妹都市提携を締結し、今年が45周年に当たることから京都に足を運んだ。6日に東京都内で安倍晋三首相と首脳会談し、7日には天皇陛下と会見する予定。
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