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広島市で行われたG7=主要7か国の外相会合では、共同声明から独立させる形で、海洋の安全保障に関する文書が発表されました。
この中で、直接の名指しは避けながらも、中国が南シナ海などで海洋進出の動きを活発化させていることにG7として懸念を共有するとしたうえで、大規模な埋め立てや軍事拠点化の動きを自制するよう求めています。
これについて中国外務省の陸慷報道官は、12日未明コメントを発表し、「世界経済の回復への勢いが乏しいなか、本来ならばG7はグローバルな経済協力に焦点を当てるべきであり、海に関わる問題を取り上げて地域の対立をあおるべきではない。中国はG7のやり方に強い不満を表明する」としています。
そのうえで、陸報道官は南シナ海問題などについて、「われわれはG7各国に対し、この地域の国の努力を尊重し、一切の無責任な言行をやめるよう促す」と日本などをけん制しました。