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戦略コンサルの面接では、正確性が求められているわけではない|戦略コンサルティング・ファームの面接攻略法|ダイヤモンド・オンライン

 戦略コンサルタントが行う業務に関して、一部の人が欲求不満を感じることの1つは、その正確性が総じてあいまいだということだ。とりわけ、自分の専門分野においては精度の高い作業が通例となっている、理工系の技術者や科学者は不満を感じる。


 たとえば、土木技師と橋の建設方法について話をする場合、彼らは設計仕様書と寸分違わない厚さの鉄骨が必要だと言ってくるだろう。これとは対照的に、戦略コンサルタントとある物事が起こる可能性について話をする場合、彼らはたいてい上下35%程度の誤差を含んだおおよその数字で答えてくる。

 多くの場合、クライアントが求めているのは「それはよい考えだと思います」「いや、それはよい案ではありません」といった、“ある程度の方向性”を示してくれる答えである。それゆえ戦略コンサルタントには通常、数学の問題を解くような正確性までは必要とされないのだ。

 この例では、“きっちりと正確な”数字を出すために6週間の作業を要するのに対して、“ある程度正しい”数字を得るための作業は4週間ですむ。戦略コンサルタントにはこのような取捨選択が日常的に求められる。だからインタビュアーは、“ある程度正しい”答えを割り切って出せないタイプの志望者を、採用候補から落としていくのである。