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中国国防省は、軍の制服組トップの范長竜中央軍事委員会副主席が最近、南沙諸島を視察し、関連施設の建設状況を把握するとともに駐留する兵士や建設作業員を激励したと、15日発表しました。范副主席が南沙諸島のどこを訪問したのかは明らかにしていません。
中国が南シナ海で軍事的な活動を活発化させていることに対し、アメリカは先月、フィリピン国内の5つの基地を共同で使用することでフィリピン側と合意したほか、今週はカーター国防長官がフィリピンを訪問し、両国が共同で哨戒活動を始めたことを明らかにするなど、南シナ海の安全保障への関与を強めていく姿勢を示しています。
中国は、こうしたアメリカの行動こそが南シナ海の軍事化だと批判を強めており、范副主席の視察は、中国が南沙諸島での施設の建設をやめるつもりがないことをアピールし、アメリカをけん制するねらいがあるものとみられます。