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中国やロシアなど26の国と地域が加盟するアジア信頼醸成措置会議の外相会合が28日、北京で開かれ、議長国・中国の習近平国家主席が演説しました。
アジア信頼醸成措置会議は、安全保障問題などに関するアジアの地域協力を話し合う枠組みで、習主席は朝鮮半島情勢を最初に取り上げ、先月、国連の安全保障理事会で採択された制裁決議について「中国は、安保理常任理事国として全面的に履行する」と強調しました。
そのうえで「朝鮮半島で戦乱が起きることは隣国として絶対に許さない。各国は互いに刺激し合うのではなく、ともに努力して核問題を対話による解決の道に引き戻してほしい」と述べ、北朝鮮にこれ以上のミサイル発射や核実験を自制するよう求めるとともに、北朝鮮に加え、日米韓3か国にも6か国協議の早期再開を呼びかけました。
一方、南シナ海の問題について習主席は「中国はみずからの主権と権利を断固として守る。直接の当事国の話し合いで争いを平和的に解決する方針を堅持する」と述べ、アメリカや日本などが問題に関与しないよう改めてけん制しました。