https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

イスラエルの治安当局は、ヨルダン川西岸にある検問所で27日、パレスチナ人の男と女が、立ち止まるよう指示した治安部隊の兵士を包丁で刺そうとしたとして、その場で射殺したと発表しました。地元のメディアは、2人はヨルダン川西岸に住む23歳の姉と16歳の弟で、体に多数の銃弾を受けていて、姉は妊娠5か月だったと伝えています。


イスラエルパレスチナの間では、聖地を巡る対立をきっかけに緊張が高まった去年10月以降、襲撃事件などによる双方の死者が200人を超えています。今月18日には、エルサレムで路線バスが爆破されて15人がけがをし、イスラム原理主義組織ハマスが、ヨルダン川西岸に住むメンバーが実行したと明らかにしていて、イスラエルの治安当局は新たな襲撃などに対する警戒を強めていました。


姉と弟が射殺されたことについて、パレスチナ側からは、イスラエルの治安部隊が襲撃を警戒するあまり、過剰に反応したのではないかと反発が出ていて、双方の緊張がさらに高まるおそれがあります。