https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

これは、宮内庁の山本次長が9日の定例の記者会見で明らかにしたものです。
宮内庁は80歳を超えた両陛下について、宮殿やお住まいで人と会われる公務だけで去年1年間に270回余りに上るなど、あまりにも時間的な余裕がないとして、年齢にふさわしい公務の在り方について検討を進めてきました。
その結果、年間でおよそ100回に及ぶ拝謁を中心に見直しを行うことになり、両陛下は、国や地方の行政機関の長との定例的な拝謁など8件の公務について取りやめられることになりました。
また、小中学校の校長との拝謁など4件については、未来を担う子どもたちに関わるものだなどとして、若い世代の皇太子ご夫妻に譲られることになりました。
こうした検討は、一つ一つの公務を大切にされる両陛下の考え方も踏まえて進められ、具体的な内容については両陛下と相談しながら取りまとめたということです。
両陛下の公務の全体的な見直しが行われたのは、式典でのおことばや宮中祭祀(さいし)について見直した平成21年以来のことで、宮内庁は今後も必要に応じて見直しを加えていきたいとしています。