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オリバー・ストーン監督、沖縄を語る 「米国に真の変化が生まれれば…」 | 沖縄タイムス+プラス

 辺野古の移設計画を巡り、かつてマケイン上院議員ら有力議員らが見直しを主張していたものの、現在は容認に転じている点について、肥大化した米国防総省と裾野に広がる軍需産業の構図が背景にあると指摘。米国は民意よりも軍事を優先していると述べ、「官僚主義に陥った米国は本来の姿を見失ってしまった」と批判した。


 一方で、米軍占領で政治家が従順になったため、日本では強い指導者が生まれず、独立したリーダーシップも成長しなかったなどと指摘。「日本は統制された民主主義」だが「米国も民主主義の概念より、安全保障の概念に支配されており、ある意味で統制された民主主義」と両国の現状を批判した。


 また中国の軍事力を誇張する安倍晋三政権について「民衆を恐怖でコントロールしようとしている」と批判。一方で、恐怖を拡散したトルーマン大統領以降、米国は常に「軍隊を増強し、安全保障国家を維持するために恐怖を必要としている」と述べ、辺野古を守るための闘いを続ける沖縄への支援を表明すると同時に、米軍基地の整理縮小を実現させるためには、米国自身が真の変化を生み出す必要があると主張した。