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トップ編集者が教える「失敗から学べ」の本当の意味 佐渡島庸平(コルク代表)×三木一馬(元電撃文庫編集長)対談 最終回|ぼくらの仮説が世界をつくる|ダイヤモンド・オンライン

三木 そうですね。キャラクターの重要性は言わずもがなですが、「みんなの思ってる以上に、このキャラクターはこんな行動をとるかもよ?」というようなことまで想像してくれるならベストです。


 昔はこれが壮大なストーリーの中で表現されていたり、読者が想像する「余地」を見せる……というだけだったのですが、今はすこし読者の嗜好が変わって、そんな「このキャラはどういった行動をとる!?」というネタ部分だけに特化して独立させた漫画や小説も増えているように思います。


 たとえば「シリアスなロボアニメの人気キャラがもしコンビニ店員だったら……」という漫画とか、「哲学にかぶれた青年がもし書店店員だったら……」という漫画とか……。昨今のキャラ特化モノの最先端というか、いわゆるコミックエッセイ的な見せ方とも言います。それらが何十万部も売れる時代ですから、やはり読者のニーズはインパクトをよりインスタントに得る、ということに寄ってきていると思いますね。ウェブの一枚ネタみたいなノリもそれに拍車をかけているのではないかと。


佐渡島 なるほど! 急に、なんで売れているか、僕には理解できていなかった作品が売れる理由が理解できました。こんなに腑に落ちる説明聞いたこと初めてです。マンガや小説も、インスタ、スナップチャット的な作品が、流行っているのですね。

人がなにかを好きになることに理由なんてない

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