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マイナス金利の効果「徐々に浸透」は本当か|野口悠紀雄 新しい経済秩序を求めて|ダイヤモンド・オンライン

 マイナス金利の影響は徐々に浸透していると言われることが多い。確かに、短期金利は下がっているし、超長期の金利も下がっている。


 しかし、以下では、後者は、マイナス金利の影響ではなく、物価上昇率の低下見通しの影響であることを、イールドカーブ金利の基幹構造を示す曲線)の分析を通じて示す。


 なお、ここで問題としているのは、マイナス金利が貸し出しなどに与える効果ではなく、マイナス金利が今後どのように続くと予想されるかなどについての市場の判断である。