https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

ロシアのショイグ国防相は、ことし3月、北方領土を含む島々に海軍の太平洋艦隊の新たな拠点の設置を検討していることを明らかにしました。
これについて、ロシア軍の東部軍管区のスロビキン司令官は27日、極東のサハリンでの会議で、千島列島の松輪島に調査団を派遣し、詳しい調査を始めたことを明らかにしました。松輪島は戦前、日本が統治し、旧日本軍の飛行場が建設されましたが、現在は無人島となっています。
調査団は軍人や地理学の専門家などおよそ200人で、今月7日、極東のウラジオストクから太平洋艦隊の艦船6隻で出港し、今月15日に松輪島に上陸して、地形などの調査を行っているということです。
ロシア軍は調査の日程を明らかにしていませんが、調査の対象を北方領土を含む島々としていることから、今後、北方領土でも調査が行われる可能性があります。
ロシア軍は北方領土を含む島々の軍事インフラの整備を優先的に進めていますが、さらに海軍の拠点の設置に向けて、詳しい調査を始めたことで、この地域で軍事力の強化を図る姿勢を一層鮮明にしています。