経済効果15億円 AKB総選挙“新潟開催”は地方創生の成功例 | 日刊ゲンダイDIGITAL
昨年の福岡に続いて地方開催となった選抜総選挙。新潟市ではイベントなど選挙関連の来場者を5万人と想定。新潟駅前には大型広告が登場。JR東日本は上越新幹線を増発するなど官民一体となって総選挙を盛り上げ、飲食や宿泊施設などの利用による経済効果を15億6400万円とはじいていた。
実際、市内のホテルはどこも満杯。タクシーもスタジアムと駅前をピストン輸送で大忙し。帰宅難民のために市は飲食店に営業時間の延長を要請したほどだ。
「古町は駅前から2キロほど離れているので最近はお店も人の流れも駅前の万代地区に移ってしまい普段は閑散としてますが、総選挙の数日前からは明らかに東京から来たお客が増えました。早朝までキャバクラやおっぱいパブも盛り上がっていましたよ」(前出の関係者)
地元に誕生したNGT48はキャプテン北原里英(24)が12位で選抜入り。さらに加藤美南(17)が1万3571票で76位にランクイン。ご当地の底力を見せつけた。
「AKB48グループは地方進出に力を入れている。HKTの拠点の福岡は人口100万人以上の大都市ですが、人口80万人規模の新潟で成功すれば、札幌、仙台、那覇などの地方都市に姉妹グループを発足させる可能性は高い。年内にも動きがあるのではないか」(音楽関係者)