https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

国際秩序 : ヘンリー・キッシンジャー, 伏見 威蕃 : 本 : Amazon

近代国際法の元となったのは、三十年戦争講和条約であるヴェストファーレン条約。これが結ばれたのが1648年のこと。この新しい条約によって、「ヨーロッパにおける秩序」が形成された。それ以降、大きな戦争が起きるたびに、「地域における秩序」は確立されてきた。しかし、結局のところ、適用範囲が広がれば、「秩序」の考え方を変えてきたのがこれまでの歴史である。
冷戦時代の枠組みは、アメリカ、ヨーロッパ先進国、ソ連といった限られた地域の国々が参加して作られた制度であり、地球上のその他の地域は初めから除外されていた。しかし、冷戦終結後、中国が台頭し、中東諸国がオイルマネーでさらに潤い、ブラジル、ベトナム、インドといった新興国が発言力を強め、アフリカ諸国もこれまで以上に国際社会でプレゼンスを高めている。ISや中国は、現在の国際秩序に真っ向から異議を唱えている。
この「真にグローバル化した」国際環境において、どのような「国際秩序」が作られるべきか? いま最もホットな話題に、キッシンジャーが挑む。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151020#1445337269
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150913#1442140576
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150822#1440240059
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150821#1440153497
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141115#1416047868

#キッシンジャー#ウェストファリア体制 #NATOexpansion #世界秩序 #多極化