朗読を音楽として聴く人が多い。声の音楽的な響きを聴いているのだ。だが、声の向こうにはことばの意味があり、それが表現する作品世界があるのだ。声の響きのさらに奥に仮象として創造される世界である。絵画の鑑賞で線や形や絵の具の塗り方を見て描かれたものを確認するに留まらないのと同じことだ。
— 渡辺知明 (@WATANABE_tomo) 2016年7月23日
自分の書いた文章を自分で直すことができなければ文章は仕上がらない。文章は下書である草稿から始めて、読み直しては手を入れる推敲をして、最後に清書をするのである。このなかで最も重要なのが文章を直すことである。だがその方法が詳しく書かれた本は渡辺知明著『文章添削の教科書』以外ないのだ。
— 渡辺知明 (@WATANABE_tomo) 2016年7月23日
表現よみというと表現しすぎの読み方だと思う人がいる。実はオーラル・インタープリテーション(口頭解釈)なのだ。声に出して読んで文章内容を確認することが基礎だ。表現と理解は一体だ。表現過多と感じる読みは文章表現を外れた勝手な読みなのだ。 https://t.co/Sz96sS62Ws
— 渡辺知明 (@WATANABE_tomo) 2016年7月23日