人口知能やロボットの技術は何のためのものか。要するに人間そのものを不要にしていく技術である。自動化の技術というもののすべてがそうだ。人間自身がすることをしなければ人間は退化して人間でなくなる。そんな人間だとしたら人間は不要なものにされる。「個性」の尊重などとは言ってられなくなる。
— 渡辺知明 (@WATANABE_tomo) 2016年8月7日
#AI
表現よみとは、朗読の表現力を高めたものである。声を使った芸能ジャンルにはいろいろあるが、その中で一番近いのが落語である。地の語りがあり、せりふがあり、唄もあり、さまざまな人びとの日常生活の「語り口」がある。それらのことばを一人の「語り」として総合的にまとめるところが芸なのである。
— 渡辺知明 (@WATANABE_tomo) 2016年8月7日
古典落語の映像化がおもしろいというのは若い人たちだ。ことばからイメージを浮かべる想像力が欠けているから映像を示されるのがありがたいのだろう。だが、それは思考力の欠如につながる。映像は直接に感覚を刺激するがことばは抽象力を育てる。ことばとイメージの結びつきが思考力の基礎なのである。
— 渡辺知明 (@WATANABE_tomo) 2016年8月7日