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シリア北部の最大都市、アレッポでは西側を政府軍が、東側を反政府勢力がそれぞれ支配し、一進一退の戦闘が続いてきましたが、政府軍は東部につながる補給路を断つなど攻勢を強めています。
こうしたなか、アサド大統領は28日、反政府勢力に対し3か月以内に武器を捨てて投降すれば罪に問わないとする大統領令を発表しました。
また、アサド政権を軍事支援しているロシアのショイグ国防相は同じ28日、地元メディアに対し「市民や投降する反政府勢力の戦闘員たちがアレッポから避難するためのルートを合わせて4つ用意する計画がある」と明らかにしました。
アサド政権やロシアとしては、アレッポを巡る激しい攻防戦を続ける反政府勢力に投降を呼びかけることで圧力をかけ、応じなければ総攻撃に乗り出す方針を示唆したものとみられます。
しかし、これによって反政府勢力の戦闘員たちが集団で投降に応じる可能性は低く、アレッポを巡る緊迫した状況は当面続くものとみられます。