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コンビニ大手のファミリーマートと、流通大手のユニーグループ・ホールディングスは来月1日に持ち株会社を設立して、経営統合します。
商品を購入した場合などに利用者に提供するポイントサービスは現在、ファミリーマートはTポイント、ユニー傘下のコンビニ、サークルKとサンクスは楽天スーパーポイントを採用していますが、関係者によりますと、統合後には順次、Tポイントに統一する方針を固めたということです。
経営統合による店舗数の増加と、ことし5月末の時点で5800万人を超える会員を抱えるTポイントへの統一で顧客の獲得を目指すことにしています。
サークルKとサンクスは今後、3年程度かけて店舗名をファミリーマートに切り替える予定で、切り替えに合わせ、Tポイントを採用していく方針です。
大手コンビニでは、ローソンが先月末の時点で7745万人の会員を抱えるポイントサービスのPontaを展開するなど、各社による顧客の囲い込みが激しくなっています。

公正取引委員会によりますと、東京・豊島区に本社のあるファミリーマートは、プライベートブランドと呼ばれる自主開発商品の製造を委託している納入業者に対して、下請け法に違反する不当な行為を繰り返していたということです。
全国の店舗にデータ配信する商品カタログの制作費のほか、新しい店舗の開店から3日間で売れ残った商品の仕入れ代金、さらにポイントカードの利用やセールでの商品の値引き分に相当する金額を支払わせていたということです。
こうした下請けいじめは納入業者20社に及び、支払わせた金額は、おととし7月からことし6月までの2年間に合わせておよそ6億5000万円に上ったということです。
公正取引委員会は、下請け法に基づいて返金を求めるとともに、再発防止を徹底するよう、25日に勧告しました。
公正取引委員会によりますと、ファミリーマートは納入業者に支払わせたカネの一部を加盟店に配分していたということで、コンビニ業界の競争が激しさを増す中、売れ残った商品の廃棄や商品の値引きにかかる加盟店の負担を軽減しようとしたとみられます。
ファミリーマートは「勧告を真摯(しんし)に受け止め再発防止に努めます」とコメントしています。


ファミリーマートは全国に1万1000余りの店舗を展開し、年間の売り上げはおよそ2兆円に上っていて、来月には業界4位のサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスとの経営統合を控えています。

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