トマス・アクィナスは、『神学大全』は「初学者のための入門書」だと述べています。この書物は、とても平易で素直なラテン語で書かれているので、現代の読者にとっては、神学を学ぶための教科書としてのみではなく、ラテン語の世界に入っていくための入門書としても、最適な書物の一つだと言えます。
— 山本芳久 (@201yos1) 2016年9月24日
『神学大全』が面白いのは、神学に関する史上最高の「入門書」が同時に神学の最終奥義が最高度の仕方で開示された書物にもなっているということです。入門書に相応しく明晰簡潔に事柄の本質を語りぬくことによって、安直なものになるどころか、キリスト教の本質が未曾有の仕方で的確に開示されたのです
— 山本芳久 (@201yos1) 2016年9月24日
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