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新たな金融危機、可能性排除できず=ドイツ財務相 | ロイター

ドイツのショイブレ財務相は7日、新たな金融危機発生の可能性を排除できないと警鐘を鳴らし、主要国の超緩和的な金融政策に伴う金融システムへのリスクに関する国際通貨基金IMF)の考察に同意する考えを示した。


ショイブレ財務相は会見で、欧州中央銀行(ECB)のゼロ金利政策や他の異例の措置を含む「超緩和的な金融政策」に対する批判を再表明、「新たな危機が訪れるリスクは完全には消滅していない」と語った。


モーゲージ担保証券(MBS)の不正販売問題をめぐり、米当局から最大140億ドルの罰金支払いを求められているドイツ銀行(DBKGn.DE)の健全性に関する質問には、コメントを差し控えた。


IMF総会で、低金利環境下で長期的に収益を確保するため、ドイツ銀は事業モデルを見直す必要があるといった指摘が出たことについては、IMFや他の国際機関に欧州の銀行を監視する役割はないとけん制しつつも、国際社会において緩和金融政策のリスクをめぐる懸念の声が高まっていると強調。「世界的な過剰債務と超緩和的な金融政策という2つの問題は、対処が必要なリスク要因である可能性がある」と語った。