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演じている大助は口数が少なく、おとなしい少年です。のんびりとした九度山で育ち、戦の経験はありません。クランクインをしたときに、監督からは「普通の男の子でいい」と言われました。普通の少年が、戦を経験して武士になっていこうとしている姿を、存在感を持って表現していこう。これをテーマの一つにして演じています。

高梨内記に負かされ続けていた大助が、父に囲碁を教えるシーン(第39回「歳月」)が、劇中での初めての親子の会話でした。そして、この撮影にあたり、堺雅人さんとたくさんお話をさせていただきました。例えるなら、付き合いたての恋人のような関係なのではないか、ということを堺さんがおっしゃり、お互いどうしたらいいのかわらからない親子だから、互いの目線はさまよい、目があったら外す、ということを打ち合わせました。

九度山時代の大助は内記(中原丈雄)に、囲碁で手加減なしにやられていますが、お互い変に気を遣わなかったのは、気持ちが通じ合っていたからだと思います。


役者をやっていると、売れたいとか人気者になりたいとか考えてしまうのですが、そんなことを思って演じると失敗してしまうので、野心を意識的に潰すように心がけています。過去に苦い経験をしてしまったんです。目立ってやろうとすると必ず空回りするし、共演者にも嫌われてしまうんですよね(笑)。大河ドラマに出演することは名誉なことで、注目もされますが、欲を出さずに重成を演じていきたいと考えています。欲を出したら「負け」な気がしますね。