キリスト教で「異端」と訳されるギリシア語のhairesisという言葉の元々の意味は「選択」だ。教えの一面を選択して過度に強調する立場というのが原義だ。これは、宗教の話に限定されず、「異端的」とされる考えや人物に多く見受けられる。そこにあるのは真の新しさではなく、極端な一面性なのだ
— 山本芳久 (@201yos1) 2016年11月21日
イエスは旧約聖書の非常に優れた読み手であった。神の愛と隣人愛というイエスの教えの根幹は、旧約聖書の引用という仕方で語られたものだ。イエスの教えの新しさは、伝統を新たな仕方で照らし出し、そこから、新たな光を導き出そうとするものだった。「読み手」としてのイエスについて論じてみたい。
— 山本芳久 (@201yos1) 2016年11月22日
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