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秋篠宮さまは、誕生日を前に紀子さまと記者会見に臨まれました。
この中で秋篠宮さまは、ことし8月、天皇陛下がビデオメッセージで象徴としての務めに関してお気持ちを表されたことについて、「かなり以前から、折々にそういう考えがあることを伺っていた」と明かしたうえで、「御自身が考えている象徴としてのお務めが、高齢になって果たせなくなる時が来るだろうと考えておられた」と話されました。そのうえで、「長い間考えてこられたことをきちんとした形で示すことができた、これは大変よかったことだと思いますし、さまざまな制限がある中で、最大限に御自身の考えを伝えられたのではないか」と述べられました。
そして、天皇陛下の退位などを検討する政府の有識者会議の議論とは全く切り離してお話しするとしたうえで、今後の天皇皇后両陛下について、「例えば、若い頃からずっと続けてこられたハゼの研究であったり、音楽であったり、そういうものをできるだけ時間を取って過ごしていただけたらいいなと思っています。そして、やはりなんと言っても、お体を大切にして過ごしていただきたい」と話されました。
秋篠宮さまは、また、この1年で印象に残った事として熊本地震など自然災害の多発を挙げ、「防災、減災についての重要性を非常に感じた」と語り、「建物の耐震などを常日頃から考えておくことが大事だということが印象に残りました」と述べられました。
長男の悠仁さまについては、「以前に比べて、一緒に話しているときのテーマが増えた印象があります」などと成長ぶりを紹介し、「日本のいろいろな文化に触れ、幅広い事柄に関心を寄せてくれたらと思っています」と話されました。
また、長女の眞子さまと次女の佳子さまについては、「これからも活動の幅が広がるかもしれませんけれども、頂いた仕事を一つ一つ真摯(しんし)に務めていってくれればいいなと考えています」と語り、結婚については、「娘たちの意思をできるかぎり尊重したい」と話されました。
一方、ことし9月に50歳の誕生日を迎えられた紀子さまは、「両陛下をはじめ、今まで温かく見守ってくださり、支えてくださった方々に感謝の気持ちを抱いています」と話し、「今後、さまざまな公的な行事や活動に心を尽くして務め、関心を持っている分野においても、さらに学びを深め、視野を広げてまいりたいと考えています」と述べられました。