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中国の全人代全国人民代表大会の常務委員会は24日、経済政策を統括する国家発展改革委員会の主任と、商務相、司法相の3人の重要閣僚が交代する人事を決めました。


このうち、国家発展改革委員会の主任には何立峰副主任が、商務相には鐘山商務次官が、いずれも昇格します。何氏と鐘氏は、それぞれ習近平国家主席が、かつて沿海部の福建省浙江省で幹部を務めていたときの部下で、習主席との関係が近いと言われています。


また、司法相には習主席が特に力を入れている幹部の汚職の摘発を強力に推し進めてきた、党中央規律検査委員会の張軍副書記が就任します。


中国では先月、首都・北京と最大の経済都市・上海の市長にも、習主席と関係が深いとされる元部下が選出されています。


一連の人事は、ことし後半に開かれ、指導部のメンバーが大幅に交代する見通しの共産党大会に向けて、習主席への権力の集中がさらに進んでいることを示すものと受け止められています。