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豊洲市場で合わせて9回行われた地下水モニタリング調査では、検出された有害物質が7回目までは環境基準を下回りましたが、8回目はわずかに上回り、さらに9回目では環境基準の79倍となるベンゼンなどが検出されていて、4日開かれた都議会の特別委員会で、参考人として出席した9回目の調査の業者は、過去8回とは違う手順で調査したと証言しました。
これに対し、都はスケジュールを優先し、調査にかける時間を短縮したと説明しています。


これについて小池知事は6日記者団に対し、「採水した業者と都の市場当局との認識に少し違いがあるようだ。採水までの時間などに問題があるようだが、過去にもそのような問題があったとも聞いている。今は再調査が行われていて、採水の様子なども公開されており、まずは、その調査結果を待ちたい」と述べました。


そのうえで、「豊洲市場の安全・安心の確保のためには、信頼されるやり方で調査しなければならないので、市場当局に対しては、その点をしっかり行うよう指示した」と述べ、調査の信頼性の確保に全力を挙げる考えを示しました。