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大阪・豊中市の国有地が学校法人、森友学園に鑑定価格より低く売却されたことをめぐり、籠池理事長は16日、「この学園を作るにあたっては安倍総理大臣の寄付金が入っている」などと述べました。


これについて、菅官房長官は16日、安倍総理大臣の寄付を否定したうえで、夫人の昭恵氏が個人で寄付していたか確認する考えを示していたもので、17日の閣議のあとの記者会見で、「安倍事務所を通じて夫人に確認した結果、領収書などの記録もなく、夫人個人としても寄付は行っていないということだ」と述べました。

「安倍首相からの100万円」(菅野完) - 個人 - Yahoo!ニュース

籠池氏によると、この100万の寄付金が安倍昭恵夫人から手渡されたのは、2015年9月5日土曜日。
メディアに何度も登場した「安倍昭恵氏が瑞穂の国記念小学院」の名誉校長に就任した、あの講演会が行われた日だ。


「昭恵さんから、封筒に入った札束を、『これ、主人から』と言われた。」
「領収書は?と聞いたら『いや、まあ、それは』とおっしゃった。」
「土曜日やし、もっとくの怖いし、我慢せなしゃない。月曜日に自分らで入金した」
「ようわからんようになるから、安倍晋三名義で入金しようとしたけど、会計の人に止められたんで、森友学園の名義で入金した」


こう証言する籠池氏の顔は苦渋に満ちていた。ようやく、重い口を開いたのだ。私と一緒にこの証言を聞いていた扶桑社の編集者も、なぜか、泣きそうな顔をしている。 


しかしこの段階では、まだ「証言」に過ぎない。何か物証はないのか?


「あるんちゃうかな。寄付者名簿、その日付のあるしね」
「振込票、残っとるんちゃうか?」


それ、それが欲しいんですよ、理事長。


と言うことで、今日、たった今、その物証の現物を入手した。
確かに「安倍晋三」の名前は出てこないが、「100万円」「森友学園名義の振込」「土曜日に受け取った現金を次の月曜日に入金した」を裏付ける寄付者名簿は存在した。振込票の現物も、ある。


取り急ぎ、この物証を、みなと共有し、読者諸賢の判断を仰ぎたい。

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 籠池氏が16日、面会した野党議員らに対し、昭恵夫人から寄付金を受け取った経緯について語った詳細が明らかになった。面会の中で籠池氏は、2015年9月に昭恵夫人森友学園に講演に訪れた際、「安倍晋三からです」として100万円を渡されたと主張した。その上で籠池氏は、昭恵夫人に「感謝」という名目で10万円を返金したと話したという。


 籠池氏側はさらに、問題が発覚した後の先月28日と今月8日に昭恵夫人からメールを受け取ったと主張、うち1通には講演料に言及した内容も含まれていたと説明したという。


 一方、菅官房長官は17日朝の会見で、昭恵夫人個人としても寄付は行っていないと否定した。


 菅官房長官「領収証等の記録もなく、夫人個人としても寄付は行ってないということであったということであります」


 また政府関係者によると、昭恵夫人は「寄付金を渡したなら覚えているはずだ。全く覚えていない」と話しているという。さらに随行した政府職員も「寄付を渡すという状況にはなかった」と説明しているということで、双方の主張は大きく食い違っている。


 このため与野党は、23日に籠池氏の証人喚問を行い真偽をただす方針で、17日午後、正式決定する予定。


この中で、民進党福島伸享国会対策副委員長は、学校法人「森友学園」の籠池理事長が16日、「学園を作るにあたっては安倍総理大臣の寄付金が入っている」などと述べたことについて、事実かどうかただしました。


これに対し、安倍総理大臣は「籠池氏とは1対1などで、お目にかかったことはなく、個人的な関係はない。そうした方に、これだけ多額の寄付を私自身が行うということはありえない話で、妻や事務所など第三者を通じても行ってはいない」と述べました。また、安倍総理大臣は「念のため、妻にも確認を取ったが、領収書などの記録もなく、妻個人としても寄付は行っていないということだ」と述べました。


そのうえで、安倍総理大臣は今回の籠池氏の発言を受けて、法的措置を講じることはないという考えを示しました。


一方、福島氏は「きのう野党4党の国会議員が籠池氏の自宅を訪ねていた際、昭恵夫人から籠池氏の妻にメールが届いていたが、現在もメールのやり取りをしているのか」と質問しました。


これに対し、安倍総理大臣は「私の妻は、もうすでに辞めているが、一時、小学校の名誉校長を引き受けていた。退任したあとも、そんなにないと思うが、メールのやり取りはしていた。それは事実だ」と述べました。


そして、安倍総理大臣は「先方が2月28日と、3月7日、8日かな。メールのやり取りをしているということを発表されたので、私はそれを妻に聞いて中身を確認した」と述べたうえで、「公開しても、全然問題ない」と述べ、籠池氏の妻の了解が得られた場合、昭恵氏とのメールの内容を公開する考えを示しました。


さらに、安倍総理大臣は「問題の核心は何かと言えば、国有地の払い下げの問題と、もう1点は学校の認可の問題だ。私の妻が籠池夫人とメールのやり取りをしている中で、これに関わることがあれば問題だが、メールをしてること自体が問題では私は全くないと感じている。学校の認可の問題に政治の圧力があったかどうかは、私も妻も一切関わっていない」と述べました。


実は同日お昼過ぎ、自民党本部で大阪府議会議員団が二階俊博幹事長に要望書を渡している。


その内容は、2015年に住民投票によって否決された大阪都構想の法定協議会の再設置に党一丸で反対し、公明党にも反対を働きかけてほしいとの要請だった。


この要請と同時に府議会で籠池氏の招致を行いたい旨を伝えたところ、二階氏は黙諾したという。


「もう大阪では、『なんで自民党は籠池問題をやらへんのや!』と批判でいっぱいです。このままでは次の選挙にも影響しかねません」(大阪府連関係者)


一般的に森友問題は「昭恵夫人案件」と見なされているが、大阪ではもっぱら「維新案件」と見なされている。府議会では野党であり、大阪維新の会と対立する自民党大阪府議会議員団にとって、森友問題は是非とも議会で取り上げて解明したい問題なのである。


ただ官邸は橋下徹氏や松井一郎大阪府知事など大阪維新の会と極めて近いため、自民党大阪府連としてはこれまで動きにくかった側面もある。参考人招致についても、一度は籠池氏に逃げられたものの、今回は百条委員会設置も含めて対応するつもりだという。


つまり、証人喚問を決めた背景には自民党大阪府議会議員団の圧力もあった。今の官邸にはそれをはねのける力はなかった。それだけ官邸はパワーダウンしているのだ。

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 安倍総理大臣から100万円の寄付を受けたという籠池氏の爆弾発言を受けて、政府・与党は一転して直接対決にかじを切りました。
 自民党・竹下国対委員長:「『安倍総理サイドから100万円寄付』の話も、何が本当なのか詰めなければならない」
 籠池氏の国会招致を巡り、これまで政府・与党は「取引に違法性がなく、民間人に対しては特に慎重であるべきだ」という理由で一貫して拒否をし続けてきました。ところが、籠池氏が安倍総理など具体的な名前や金額に言及し始めたことで、状況は一変しました。ある与党幹部は「このまま好き勝手にしゃべらせると支持率に影響してくるから、国会に呼んではっきりさせることにした」と説明しています。ただ、何を言い出すか分からない籠池氏を国会に呼ぶことはリスクも伴うことになります。そこで、与党は官邸の強い意向もあり、参考人招致ではなく、虚偽の答弁をすれば「偽証罪」に問われる証人喚問を選びました。また、菅官房長官昭恵夫人にも確認した結果、領収書もなく、個人としても寄付は行っていないと述べました。こうした自信も後押しし、政府・与党としてはお互いに嘘がつけない真剣勝負の場で一気に決着をつけて幕引きを図りたい考えです。

#政界再編#二大政党制