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News Up “未来の犯罪を予測せよ” | NHKニュース

犯罪が起きる前に警察官が現場に先回りし、犯行が行われる前に防いでしまう。未来を描く小説や映画のような世界が現実のものになるかもしれません。京都では去年、いつ、どこで犯罪が発生するかを予測するシステムを警察が全国で初めて導入し、成果が出始めています。いわば未来に起きる犯罪を予測しようという最新の取り組みを取材しました。

京都府警察本部が取り入れたこのシステムは「予測型犯罪防御システム」と呼ばれ、去年10月から京都府内のすべての警察署に導入されました。パソコンでシステムを起動させ、犯罪の種類と時間帯を入力すると犯罪の発生する可能性が高いエリアが地図上に150メートル四方の範囲で色分けされて表示されます。発生する可能性が高いほど濃い色で表示され、警察官はこうしたエリアを重点的にパトロールするのです。

このような予測が可能になったのは、過去に発生した犯罪情報を集積した「ビッグデータ」があるからです。
このシステムには京都府内で過去に発生した10万件を超える犯罪の発生情報が入力され、このビッグデータに独自の計算式をあてはめると、いつ、どこで、どんな犯罪が発生する可能性が高いのか予測できるというのです。日々発生する犯罪の情報も追加されるためデータは増え続け、予測精度の向上につながります。

このシステムは日本では導入されて間もないですが、アメリカでは前例があり、その効果も確認されています。
西部カリフォルニア州サンタクルーズ市警は6年前に同じようなシステムを導入し、犯罪の発生率を2割近く減らす効果を上げたということです。京都府警察本部はこの効果に注目し、おととし3月に担当者が現地を視察してノウハウを学びました。帰国した後、国内の大手IT企業や大学関係者らとともに研究と開発を進め、導入にこぎ着けました。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170320#1490006930

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