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広島県出身の高島さんは、昭和57年、当時の住友銀行に入行。学生時代、あえて留年までして法曹界を目指したものの夢かなわず、先輩に勧められるがままに、銀行に入ったといいます。


みずから「キャリアが偏っている」と評するように、35年の銀行員生活のうち、20年以上を国際関係の部門で過ごし、アメリカには通算11年間も駐在しました。企画や営業の出身者がトップに就くことが多い銀行界では、異色の経歴です。


本人も頭取に選ばれるのは想定外だったとのこと。去年12月、当時の國部毅頭取から後継の座を告げられた際は「えっ」とひと言、思わず絶句。冗談かと思って聞き直したといいます。

「先進国で日本ほどキャッシュ(現金)が使われている国はないが、今後は、仮想通貨のようなものや、カードといったキャッシュを介さないサービスが急速に拡大していくだろう。あるいは、カードさえいらないキャッシュレス、カードレスの世界になる」