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共産党の志位委員長は、神戸市で記者団に対し、憲法改正について、「自民・公明両党と日本維新の会だけで、改憲の発議が強行される危険が生まれている」と指摘したうえで、安倍政権のもとでの改憲を阻止するため、民進党などとの連携を強化したいという考えを強調しました。


この中で、志位委員長は、安倍総理大臣が憲法を改正して2020年の施行を目指す意向を明らかにしていることに関連し、「これまで自民党は、憲法改定に関して、『野党第一党である民進党との合意が最大限必要だ』と言ってきたが、民進党抜きでも、自民、公明、維新、つまり、自公とその補完勢力による数の暴力で、改憲の発議が強行される危険が生まれてきている。絶対、やってはならない」と述べました。


そのうえで、志位氏は「憲法に対する立場の違いがあったとしても、立憲主義を壊す安倍政権のもとでは、憲法改定は許さないという点で野党4党は合意しており、力を合わせることが大事だ」と述べ、安倍政権のもとでの改憲を阻止するため、民進党などとの連携を強化したいという考えを強調しました。