重要な事は私の貧しい想像が何かするのでなく、資料や旅先で目にするファクト自体が語るのである。私はそのちょっとした速記者に過ぎない。作曲はもっと顕著で、楽案が自らを語る。それを立会人として記譜してゆく。なんらかの縁あって作品が出来てゆくが、作曲者というのがその媒介の1に過ぎない。
— Ken ITO 伊東 乾 (@itokenstein) 2017年7月16日
芭蕉の母とモーツァルトの母 二つの母の死と旅の資料を 割り方丹念に読みながら 私自身の母の死とその後の欧州での展開を思い出しながら 糸に導かれるようにして文字を書けば文章になり 楽曲を書けば作品となる 作者の何のという驕った考えはない。同様に作曲家を偉大の何のと奉るのは意味がない
— Ken ITO 伊東 乾 (@itokenstein) 2017年7月16日
ちょっとあることに反省している・・・子供に影響を与えるのは、目の前で大人が真剣に向き合っているのを見ることではないかと思う。そういうきっかけが無くても、何かに目覚める事はある。僕は家で一人で退屈だったから音楽し始めた。でも中3で50の松村が血相変えてやってるのを見て職業人を知った
— Ken ITO 伊東 乾 (@itokenstein) 2017年7月16日
例えば いま 「母の死と旅」という主題が決まりますでしょ。そうすると 関連するフレーズがどんどん出てくるんですね ほぼ完成系に近い文章で。それを書き留めておく。であとで推敲して納期までにまとめる。音楽もそうです コンセプトが決まって寝たりおきたり素材を触ったりしてると聴こえて来る
— Ken ITO 伊東 乾 (@itokenstein) 2017年7月16日
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170716#1500201595
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170715#1500115516
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170620#1497956139
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170423#1492944621