ライオン親子2代で射殺 狩猟愛好家に改めて批判も #nhk_news https://t.co/NxBdzSWPl8
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年7月21日
今月7日ジンバブエ最大の国立公園、ワンゲ国立公園の付近で6歳の野生のオスライオンが銃で撃たれて死んでいるのが見つかりました。
このライオンの行動を記録していた研究者によりますと、殺されたのは「ザンダ」で、黒いたてがみや精かんな姿から住民や観光客の間で人気を集め、おととし7月にアメリカ人の狩猟愛好家に射殺された「セシル」の子どもだということです。ザンダが射殺されたのは保護区域を出た狩猟が可能な地域で、狩猟愛好家によって射殺されたということです。
アフリカでは海外の愛好家がライオンやゾウなどの野生動物を狩猟し、毛皮などを持ち帰るスポーツハンティングが行われていますが、アフリカで「最も有名なライオン」として親しまれていたセシルがおととし射殺された際は、政府による規制強化を求める声が上がるなど、スポーツハンティングに対する国際的な批判が高まりました。
今回、子どものザンダも射殺されたことで、欧米メディアは「狩猟愛好家たちはセシルの死から何も学んでいない」などと伝えており、スポーツハンティングに対する批判が改めて高まることも予想されます。