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アメリカのFDA=食品医薬品局は2日、健康被害や依存症などが報告されている香り付き電子たばこのうち、若者を中心に人気のあるフルーツなどの香りがするカートリッジの販売を30日後に禁止する措置を発表しました。

ただ、「メンソール」などの香り付きカートリッジは、引き続きコンビニエンスストアなどで購入できるほか、カートリッジ式ではなく利用者が自分で成分を加えることができるものは規制の対象にはなっておらず、専門家からは「骨抜きの規制だ」という批判も出ています。

トランプ大統領は去年9月、「若者に深刻な影響が出ている」として、香り付き電子たばこを全面的に禁止する方針を打ち出していましたが、小売店や愛好家らが反発し、こうした方針を見送っていました。

アメリカではここ数年、電子たばこの愛好家が急速に増えていますが、トランプ大統領は、ことし11月の大統領選挙での再選に向け、接戦が予想される州を中心に支持の拡大を図っているだけに、選挙戦への影響を考慮して妥協案を発表したものとみられます。