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香港にある中国政府の出先機関のトップに、香港国家安全維持法に基づいて反政府的な動きを取り締まる治安機関「国家安全維持公署」の署長を務める鄭雁雄氏が就任することになりました。鄭氏は、香港の治安情勢の分析や政策の策定などを行う「国家安全維持委員会」の顧問にも任命されました。

香港国家安全維持法では、この委員会の名目上のトップは、政府トップの行政長官となっていますが、中国政府の監督を受けるとされていることから、鄭氏が事実上、李家超行政長官を指導する立場になるとみられます。

鄭氏はこれまで2年余りにわたり治安機関のトップとして、一貫して厳しい姿勢で取締りを続けていて、今回の昇格によって中国による香港の統制が一層強まるという見方が出ています。

中国で著名な人権活動家として知られる唐 吉田氏は、弁護士として、当局による強制的な立ち退きで土地や家を奪われた市民などを支援していましたが、政府への批判もいとわない姿勢が問題視され、2010年に弁護士の資格を剥奪されました。

さらに唐氏は、おととし12月から1年余りにわたって拘束されていましたが、みずからが14日に解放されたことを、支援者を通じて明らかにしました。

唐氏の娘の正※キさんは、留学先の日本でおととし4月に髄膜炎になり意識不明の状態が続いていて、唐氏は、娘に会うため、拘束される前から日本への渡航を希望してきましたが、当局は「国家の安全」を理由に出国を認めていません。

唐氏は、支援者に向けたメッセージの中で「違法な拘束だった」と訴えるとともに「最も重要なことは、娘のために治療法を探すことだ」としています。

一方当局は、唐氏の拘束や解放について、一切明らかにしていません。

※キは「王」へんに「其」

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#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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