https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


北朝鮮が6回目の核実験を行ったことを受けて、イギリスのメイ首相は、3日、声明を出し、「北朝鮮の無謀な行為は決して容認できない」と非難した上で、「国連安全保障理事会でのさらなる措置など、日本訪問中に安倍総理大臣と協議した対策を改めて求めたい」として新たな制裁決議を目指す考えを重ねて強調しました。その上で、「いまや対策を急ぐ必要がある。北朝鮮の指導者に国際社会を不安定にする行為をやめさせるため足並みをそろえて圧力を強めなければならない」として、早期の追加制裁の実施にむけ国際社会が一致した対応をとるよう呼びかけました。


北朝鮮が6回目の核実験を行ったことを受けて、フランスのマクロン大統領は声明を発表し、「弾道ミサイルに続く核実験は、世界平和と安全保障に対する著しい侵害だ」と述べ、厳しく非難しました。


そのうえで、「国連安保理の理事国に対して、北朝鮮による新たな国際法違反への速やかな対処を求める」と述べ、国連安保理での迅速な対応を呼びかけました。


そして、「北朝鮮核兵器弾道ミサイルを完全に放棄させるため、国際社会は北朝鮮を再び交渉のテーブルに引き戻すよう断固とした対応を取るべきだ」と述べ、フランスとしても日本やアメリカなどと連携し、北朝鮮情勢の緊張の緩和に努める考えを示しました。


北朝鮮が6回目の核実験を行ったことについて、ドイツのメルケル首相は3日、連邦議会選挙を前にしたテレビ討論の中で、「北朝鮮の独裁者の攻撃的な行為に大きな懸念がある」と危機感を示しました。


そのうえで、「この問題をアメリカ大統領なしで解決することはできない。しかし、はっきり言っておくが平和的な外交による解決しかありえない」と述べ、軍事ではなく外交による解決の必要性を訴えました。


アメリカのマティス国防長官は3日、ホワイトハウストランプ大統領が招集した安全保障に関する会議に出席したあと、記者団に対し、トランプ大統領から北朝鮮に対してどのような軍事的な選択肢があるのか、一つずつ説明するよう求められたことを明らかにしました。


そのうえで、マティス長官は「われわれはアメリカと同盟国をいかなる攻撃からも守る用意がある。アメリカと同盟国への攻撃は大規模な軍事的な対応に見舞われるだろう」と述べ、アメリカと同盟国である日本や韓国を断固として守ると改めて強調しました。


そして、「われわれは北朝鮮を全滅させることは望んでいないが、多くの軍事的な選択肢がある」と述べて、北朝鮮を強くけん制し、核・ミサイル開発を放棄するよう求めました。