台風18号、昼ごろ接近 https://t.co/hHvzx374DW pic.twitter.com/qMLRBrk157
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2017年9月16日
ドンナ大雨にも、大風にも、大地震にも、アノ石垣はタツタ一つでも狂うて、動いたことはない。昔の人は、今の人のやうに、人目に見えるやうなところに頓着しない。その代りに誰にも見えない地底へ、いくら力を籠めたか知れないよ。昔と今と違ふところは、こゝだよ。
— 勝海舟bot (@KatsuKaishuBot) 2017年9月16日
今の騒ぎなどがなんだ、瓦解の時などは、数万の人が、みな騒いで、勝は国家の大事を構はないと言つて、それはひどかつたよ。今の奴等は、はじめてだから、ビツクリするのサ。それも少し立つと、馬鹿な事だとわかつて来るよ。
— 勝海舟bot (@KatsuKaishuBot) 2017年9月16日
天龍川の渡しは、紀州様のやうな大諸侯となると川上川下の船を総上げにして通行せられた。今の日本だつて左様だよ。すは鎌倉といふ場合に国民全体が一生懸命になりさへすれば、強国だつて恐れるに足らない。しかし今一歩進んで、紀州様に東海道を通らせないやうな工夫さへすればそれが一番よいのだ。
— 勝海舟bot (@KatsuKaishuBot) 2017年9月16日
世間の人も人だ。西洋に行つて少しばかり洋書が読め、英語で談判でも出来れば、早今第一の外交家と仰いで居る。上も下も似たり寄ツたりのものサ。かういふ風では、やはり幕府の末路と同じやうになるかも知れないから、しつかりやつて貰ひたいものだ。
— 勝海舟bot (@KatsuKaishuBot) 2017年9月16日
人には余裕といふものが無くては、とても大事は出来ないヨ。昔からともかくも一方の大将とか、一番槍の功名者とかいふ者は、たとへどんな風に見えても、その裏の方から覗いて見ると、ちやんと分相応に余裕を備えてゐたものだヨ。
— 勝海舟bot (@KatsuKaishuBot) 2017年9月16日
今の人達に、この余裕を持つてゐるものがどこにあるか。おれの眼には、頓と見えないヨ。皆無だヨ。それを思ふと西郷が偲ばれるのサ。彼は常に言つて居たヨ。「人間一人前の仕事といふものは高が知れる」といつてゐたヨ。
— 勝海舟bot (@KatsuKaishuBot) 2017年9月16日