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至誠にして動かざる者は、未だ之れ有らざるなり:意味・原文・書き下し文・注釈 - Web漢文大系

是の故に誠は、天の道なり。誠を思うは、人の道なり。至誠にして動かざる者は、未だ之れ有らざるなり。誠ならずして、未だ能く動かす者は有らざるなり、と。

誠は天の道なり。之れを誠にするは人の道なり

天の道、自然の道は、


とてつもなく厳格であり、少しの狂いもなく、


粛々と進められていきます。


そこに間違いは無く、


全てが法則どおりに動いていきます。

「誠は天の道なり」 中庸 第十一章より

野菜を「誠」にする、本来の野菜の姿に立派に育てることがお百姓さんの仕事=人の道です。さて、君たちは剣道を習っています。一所けんめい努力すれば皆強くなれるはずです。強い姿が本当の君たちの「誠」の姿です。ですから君たちは強い「誠の姿」になるように、人として努力してみましょう。そして自分が強い誠の人となるようにすることが「人の道」ということです。

『中庸』の書き下し文と現代語訳:18

誠は天の道なり。これを誠にするは人の道なり。誠は勉めずして中り(あたり)、思わずして得て、従容(しょうよう)として道に中る。聖人なり。これを誠にするは善を択んでこれを固執する者なり。


博く(ひろく)これを学び、審らか(つまびらか)にこれを問い、慎んでこれを思い、明らかにこれを弁じ、篤くこれを行う。学ばざるあり、これを学んで能く(よく)せざれば措かざる(おかざる)なり。問わざるあり、これを問うて知らざれば措かざるなり。思わざるあり、これを思うて得ざれば措かざるなり。弁ぜざるあり、これを弁じて明らかならざれば措かざるなり。行わざるあり、これを行うて篤からざれば措かざるなり。人一たびこれを能くすれば己これを百たびし、人十たびこれを能くすれば己これを千たびす。果たしてこの道を能くせば、愚と雖も必ず明らかに、柔と雖も必ず強(きょう)なり。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170917#1505644384(虹のナターシャ)