ロシアが大規模軍事演習 NATOは国境を警戒 #nhk_news https://t.co/nK4jySMajH
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年9月18日
この合同軍事演習はロシアが隣国のベラルーシとともに4年に1度行っていて、今月14日から1週間、北西部のレニングラード州のほか、ポーランドなど、対立するNATO加盟国に隣接するロシアの飛び地のカリーニングラード州でも行われています。
このうちレニングラード州の演習場には18日プーチン大統領が訪れ、ヘリコプターや戦車で敵の拠点を制圧する訓練を視察しました。
ロシア側は演習の開始前、航空機およそ70機、戦車などの軍用車両680台、艦船10隻を投入し、1万2700人の兵士が参加すると発表し「演習は特定の地域を意識したものではない」と強調しました。
これに対しNATO加盟国の一部は、兵器の輸送状況などからロシア側の発表を大きく上回る10万人が参加していると見られるうえに演習内容も不透明だと批判しています。
NATO側は、ロシアが4年前の演習のおよそ半年後にウクライナ南部に部隊を派遣してクリミアを併合したことから、演習の期間中、ロシアと国境を接するバルト3国に展開する部隊を増強するなどして警戒を強めています。